Star Wars: The Old Republic 現在公開されている5本のCinematic Trailerについて

2016年10月7日に「Star Wars: The Old Republic – Knights of the Eternal Throne – “Betrayed” Trailer」が公開され、素晴らしい出来栄えだったので詳しく調べました。

これが新しいスターウォーズの映画と言われても遜色ない超高品質なCGIトレーラーです。ちなみにCG界隈におけるCGIとはComputer Generated Imageryの略で、ゲームではプリレンダームービーと呼ばれるものです。

Star Wars: The Old Republic Cinematic Trailer 一覧

STAR WARS™: The Old Republic™ – ‘Deceived’ Cinematic Trailer(2009年6月1日公開)

STAR WARS™: The Old Republic™ – ‘Hope’ Cinematic Trailer(2010年6月14日公開)

STAR WARS™: The Old Republic™ – ‘Return’ Cinematic Trailer(2011年6月6日公開)

STAR WARS: The Old Republic – Knights of the Fallen Empire – “Sacrifice” Trailer(2015年6月15日公開)

STAR WARS: The Old Republic – Knights of the Eternal Throne – “Betrayed” Trailer(2016年10月7日公開)

Star Wars: The Old Republic Cinematic Trailer 概要

現在のところ5本のシネマティックトレーラーが公開されています。

Deceived(2009年6月1日公開)、Hope(2010年6月14日公開)、Return(2011年6月6日公開)の3本は、ゲーム本編(2011年12月20日発売)の発売前にプロモーション用として公開されたシネマティックトレーラーです。

Sacrifice(2015年6月15日公開)は、ゲーム拡張パック第5弾Knights of the Fallen Empireのシネマティックトレーラーです。Betrayed(2016年10月7日公開)は、ゲーム拡張パック第6弾Knights of the Eternal Throneのシネマティックトレーラーです。

注意すべきは、ゲーム本編の発売前に公開された3本のトレーラーは、公開された順番とスターウォーズタイムラインの順番が逆になっていることです。今から見るならタイムライン順のReturn、Hope、Deceivedで観る方が分かりやすいかもしれません。

最初の3本は登場人物が共通している部分もあります。外見が変化しているため分かりづらいですが、ダース・マルガス(スキンヘッドのシス)、サティール・シャン(女性のジェダイ)、ジェイス・マルコム(共和国の兵士)は、作を跨いで登場する人物です。なぜ外見が微妙に変化しているかというと、トレーラー1本ごとに作品世界の時間で14年の間隔が空いているからです。トレーラーはアクションシーン中心で殆ど台詞も説明もないため、ストーリーに関しては理解が難しいですが、これらのトレーラーの制作された背景や、作品世界の時系列を確認すると一大叙事詩の片鱗が見え隠れしてきます。

Star Wars: The Old Republic 時系列

Return(3681 BBY)、Hope(3667 BBY)、Deceived(3653 BBY)、The Old Republic ゲーム本編(3643-3622 BBY)、Sacrifice(3637 BBY)、Betrayed(現状不明)

BBYとはBefore Battle of Yavinの略で現実世界でいう紀元前のような意味です。ヤヴィンの戦いはスターウォーズ エピソード4で起こった戦いのこと。つまりThe Old Republicは、映画シリーズから3600年ほど遡った大昔の時代の物語です。

感想

第3弾のReturnが面白かったですね。大規模な戦闘シーンもあり映像のスケールも大きく、最も過去の時間軸ということもあってか暗い戦乱の時代に入る前の、活き活きとしたキャラクターによる活劇の雰囲気があり、娯楽映像として最も楽しめました。

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Returnに登場するジェダイマスター、カオ・セン・ダラックの尋常じゃない格好良さ。

最初の3本と第4弾以降は制作時期に4年近い開きがあるので、おそらく連続性のない別プロジェクトです。そのため3Dモデルのディティールといった映像品質が大きく向上していました。キャラクターの3Dモデルは、手作業のモデリングから、実物の俳優を3Dスキャンして取り込んだうえでのモデリングに推移しているように見えます。特に女性キャラクターの造形が顕著ですね。アメコミのようなデフォルメの癖がなくなり写実により近付きました。ただ、それでも物量によるスケール感は最初の3本の方が上回っているという印象もあります。

でも、最も心に刺さったのは第4弾のSacrificeでしょうか。映像全体に一貫したテーマ性が感じられました。双子の兄弟が手を取り合って助け合うシーンが何度か登場しますが、そのたびに同じシルエットでも意味合いが変わっているところに深みがあります。

数分の映像にとてつもない密度で物語と視覚情報が凝縮されているので、見るたびに発見があります。例えば、Returnで、カオ・セン・ダラックが途中から二刀流になっているのは、弟子のサティール・シャンからライトセーバーを託されたからということも何回目かの視聴で気付きました。この品質と密度の映像が無料公開されているのが信じ難いですね。

それにしても、The Old Republicというゲームは、日本語のローカライズが行われていないうえに、比較的ゲームプレイに労力を必要とするMMORPGであり、オンラインRPGであるゆえに独自のアカウント管理や決済方法を乗り越えなければならず、プレイできそうな気が全くしないですね。バイオウェアのゲームもスターウォーズも両方好きなので、プレイしたら間違いなく面白いはずですが、あまりにもハードルが高いです。

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